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健康的な小麦色の肌が元気な印象の箕山裕美さん。競泳に勤しんでいた彼女は、一度体を動かすことを止めたことで、気がついたことがある。運動は単に体を動かすだけじゃなく、心も一緒に動かすということ。今、トレーニングやランニングに励む彼女のフィットライフが気になる!

体もマインドもヘルシーでいたい

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「好きなものを食べたいから運動しています」

彼女にトレーニングする理由を聞くと、潔い返答。確かに、彼女のインスタグラムは美味しそうなものがズラリ。思う存分に食べたいものを食べるため、美味しいものをより美味しく感じるために、運動するってなんだか健康的。

そんな箕山さん、学生時代はずっと競泳を続けていたそう。毎日のように練習をしていたけれど、社会人になってパタリと運動を止めてしまった。すると、ストレスをうまく発散できなかったり、体の不調を感じたりと心と体のバランスが崩れ始めた。そして、コントロールできなくなっていく体とマインドを、見て見ぬ振りなんてできない! と奮起したのが2年前。

励ましあえる仲間との一期一会

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久しぶりに始める運動はどうしたらいいかわからない。お金もかかるだろうし……。「そんなとき、無料でセッションを受けられるスタジオが3ヶ月間限定で渋谷にオープンしたことを知って、会社からも近いし、負担なく通うようになっていったんです」。

箕山さんにとっては、その経験が今のフィットネスライフを形成するきっかけになったそう。理由も目的もバラバラで集まった女性たちが、今となってはトレーニングやランニングを共に行い、応援しあう仲間に成長。実は以前フィットガールズとして紹介した荒井 裕さんも、そんなトレーニング仲間の一人。

運動は心も動かす

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「運動を再開したことで、体のラインが目に見えて変わり、オンオフの切り替えが上達しました」と、メンタルとフィジカルどちらにも良い効果が。しかし、それだけで終わらないのが運動の魅力。

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昨年3月に初のフルマラソンを完走したという箕山さん。本番を迎えるまでに、仕事の忙しさにも負けず、ランナー仲間やトレーナーと共にたくさんの練習を重ねた。

ゴール手前の坂道では、それまで応援をしてくれたみんなの声やハイタッチに思いが溢れ、涙。完走できた喜びと、目標タイムに届かなかった悔しさで心がいっぱいになったそう。

多くの楽しさや苦しさ、葛藤を乗り越えたからこそ流れる涙は、きっと忘れられない出来事としてずっと心に残るはず。

愛用ウェアを教えて!

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「汗をたくさんかくので、吸収がよく通気性の良いものを選んでいます。夏の時期のランニングは2in1の短パンのフィット感が好きです」

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「ブラトップは私服としても取り入れます。夏の肌見せや透ける服でも気にならず、むしろ後ろ姿が可愛く見えると思います」

次なるFit Girlsにアドバイス

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どんなに頑張っていても、時期によってはやる気が起きないことや、気分の浮き沈みがあるのは当たり前。箕山さんも、そんな風に感じて1ヶ月間フィットネスから離れた経験が。

「ダメな時は無理することなく、自然と体を動かしたい! と思うようになるのを待てばいいんです」

大切な仲間を得ることも、味わったことのない感情を経験することも、すべてフィットネスがあったから。だからこそ、ずっと続けられるように自然体でいることが、箕山さんらしいフィットライフのあり方。

Photo:Tomoko Meguro text:Sawako Motegi

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Sawako Motegi
コントリビューティング・エディター

スポーツファッション・サステナブルの記事を担当。山梨県の富士河口湖町へ移住し、オンラインを駆使して取材活動を行う。フェミニズムや環境問題などの時事ネタやニュース、人を掘るのが得意。  2020年までウィメンズヘルス編集部に在籍。