目を奪われるほど、ぺたんこで綺麗なお腹を見せてくれた佐田楠都子さん。ウィメンズヘルスの「スポーツで、運を動かす」ということばに「私自身、それ実感しています! 本当にフィットネスで人って変わると思う!」と、目を輝かせながら共感してくれた。エネルギーに満ち溢れる彼女はまさに、日々の暮らしを楽しむプロフェッショナル。フィットネスに密に接する佐田さんのフィットライフに注目!
必ず変わる、と信じて!
「運動は、やってみると想像以上にいいことがたくさん。今では疲れ知らず、生理痛も以前より軽くなり、仕事面でも感情コントロールが上手くなりました」
佐田さんが現在のようにフィットネスを始めたのは、7年前に手術を受けたことがきっかけ。婦人科系の疾患のため手術を受けた後、体調が優れない日々が続くように。当時は、体を動かすこともほとんどなく、普通に過ごすことが精一杯の日々。そのせいで、体重の変動が激しかったり、感情も安定せず、苦しい思いをしていたそう。
「時間がかかってもいい。元となる部分からきれいになりたい、と思いました」
そんな悶々とした毎日から抜け出したい、という思いが彼女を突き動かすことに。運動をする習慣、必要な筋肉、それらをつけることで、必ず何かが変わると信じた結果、これまでにないほど充実したライフスタイルを手に入れた。
「トレーナーも、一緒にトレーニングしている人たちもみんな仲良くて、和気あいあいとしています!」
現在は、自宅から徒歩3分のジムに、毎日のように通っているんだとか。たくさんのトレーニング方法がある中で、何が自分にとってベストなのか、常にアドバイスをもらえる環境も大切。佐田さんは、ピラティスやHIITという10分~30分ほどの短時間で行う高強度なトレーニングが、自分に合っていると発見。そんな彼女を見て、「職場の人からは『#ジム女』って呼ばれています(笑)」というから、本物!
愛用ウエアを教えて!
「ジーナシスのヨガウエアがお気に入りです。ありそうでないアパレルブランドならではのカラーリングがおしゃれ」
「スポーツブラを集めています。特にナイキは大好きで、全身ナイキ! なんて日もしばしば」
1日の食事は?
【BREAKFAST】
・朝起きたらまずサプリメント摂取(OPCとむくみケア)
・焼き魚、目玉焼き、サラダ、納豆のお決まりパターンで好調に
【LUNCH】
・アスパラやブロッコリー、エビとキヌアのグリーンサラダを自宅から持参
・コンビニのサラダチキンやギリシャヨーグルトをプラスして満足感!
【DINNER】
・チキンまたはポークのソテー、サラダ、豆腐
・運動後にプロテイン
「料理を作るのも、食べるのも大好きで、ヘルシーダイエットを意識し始めてからは、味付けを塩胡椒だけにしたり、素材の味を生かすようにしています。バリエーションを増やすために、スーパーフードマイスターの勉強をこの秋から始める予定です」
数字にとらわれすぎないで
「明日、明後日きれいでいることよりも、もっと年齢を重ねた時に納得できる自分を保っていたいです」
佐田さんは、体重や体脂肪の目標を具体的な数字で表さない。それは、長いスパンでフィットネスに触れていたいから。特に女性は、数字の変動があって当たり前。そこにとらわれず、40代、50代も見据えて、美しい状態でいられるようにコンディションを整えることが優先。
次なるFit Girlsにエールを!
「絶対に自分で思っているよりも動けるし、重いバーベルも担げます! 私がまさにそうだったように、未経験のことは『できない』と思い込みがち。けれどそれは、やり方を知らなかっただけでした」
「フィットネスを始めたばかりの頃は、知識もないし、これでいいのかな、と不安や恥ずかしさを感じていました。しかし、やってみるとみんなが教えてくれて、案外すんなりとなじめるもの。できる、できないではなく、やるかやらないかだな、と痛感しました。思い切ってやった者勝ちです!」
佐田さんのトレーニングの様子やおしゃれなウエアは、インスタグラムでチェックして。
Photo:Tomoko Meguro Text:Sawako Motegi
スポーツファッション・サステナブルの記事を担当。山梨県の富士河口湖町へ移住し、オンラインを駆使して取材活動を行う。フェミニズムや環境問題などの時事ネタやニュース、人を掘るのが得意。 2020年までウィメンズヘルス編集部に在籍。