これで解決!? 膣に関する9つの疑問

17 July 2018

これで解決!? 膣に関する9つの疑問

デリケートゾーンでは、多くの問題が起こり得るもの。それが現実。

 

女性ホルモンが暴走すれば、痒みや臭いから突起物や出血まで、マニュアルが必要なんじゃないかと思うような事態が発生する。

そこでUK版ウィメンズヘルスでは専門家に話を聞き、膣によくある9つの問題に素早く対処する方法を教えてもらった。

 

1.変な突起物がある

膣にしこりやへこみがあったら誰だって焦る。

 

産婦人科医で『V is for Vagina』の共著者であるアリッサ・ドウェック医学博士によれば、これには多くの可能性が考えられるけど、深刻な問題ではなさそう。

 

ただし、内方発育毛(ないほうはついくもう)(*)から皮下の病気である皮脂嚢胞 (ひしのうほう)まで、その原因はさまざま。

*カミソリなどで剃ったときなどにも表れる、体毛が肌の下に埋もれた状態の毛。埋没毛。 

お湯で温めるのは有効な防御策だけど、炎症が見られるようなら市販のヒドロコルチゾン配合のクリームを塗ってもいい。

 

なかなか消えない場合や痛みを伴う場合には、感染症が疑われるので病院でチェックしてもらうこと。

 

2.悪臭がする

ビキニラインから嫌な臭いが漂ってくるなら、何かが起きているのは間違いない。

 

臭いには無数の原因があるから厄介だけど、いずれにせよ病院で診てもらうべき。

 

メアリー・ジェーン・ミンキン医学博士によると、悪臭のするオリモノであれば、細菌性膣炎かトリコモナス症などの細菌感染症の恐れがある。その場合には、治療に抗生物質が必要になることも。

 

ドウェック博士いわく、外し忘れたタンポンや膣内に詰まったコンドームも、悪臭の一般的な要因。実際これは想像以上によくあることで、その臭いは必ず鼻に付く。

 

でも、病院で引っ張り出してもらえるので心配ご無用。

 

3.生理じゃないのに出血する

生理と生理の間にランダムな出血があるのは、経口避妊ピルを飲み忘れたことで女性ホルモンがバランスを崩しているからかもしれない。でも、出血が長引く場合は、感染症、妊娠、子宮頸がんのサインの可能性もあるので、医師に相談するべき。

 

出血が性行為の後に生じる場合やおりものを伴う場合には性病が疑われるので、ドウェック博士は病院で淋菌感染症やクラミジアの検査をしてもらうよう勧めている。

 

特にハードな性行為の後に一度だけ出血するのは心配ないのでは、と博士。

 

4.痒い

下着の中にアリがいる感じ?

 

ミンキン博士によると、おりものを伴って頻発する膣の痒みは特に、カンジダまたは細菌性膣炎のサインかもしれない。

 

ちゃんと治したはずなのに痒みが続くとすれば、それはボディソープ、デリケートゾーン用の石けん、さらには洗剤などに肌が反応しているだけかも。

 

ミンキン博士の話では、クリスマスが近づくと痒みを訴える患者さんが増えるそう。プレゼントされた新しいバスソルトやデザイナーものの石けんを、みんながこぞって試すからなんだとか。

 

5.変なおりものが出る

すでにお分かりの通り、異常または過剰なおりものは、数々の問題に付随して発生する。

 

だけど、仮に毎月おりものがあっても焦る必要はない。ドウェック博士が言うように、「ほとんどの女性には、生物学的にこれだけは分泌されるべきというおりものの量がある」

 

でも、色、濃度、臭いの変化に気付いたら、医師に相談すること。

 

6.排尿または性行為中に痛みが走る

膣または外陰部の痛みは、感染症か性病のサインかもしれない。ドウェック博士は、痛みが1~2日で治まらなければ、病院で検査を受けるよう勧めている。

 

性行為の後に1~2回痛みが走ったとすれば、それは膣の乾燥が原因かも。ローションを使い、違いが出るか見てみよう。

 

7.ちょっと麻痺した感じがする

うーん、そんなことは起こらないはず。でも、ドウェック博士は、自転車に乗ることが多い人やスピンクラスに頻繁に参加する人にはよくある症状だという。

 

あなたも該当するなら、サドルに付ける高品質なパッドを買って、膣周辺のサイクリング痛を阻止しよう。

 

8.ひどく乾いている

膣の乾燥なんて高齢の女性にしかありえないと思うでしょ? でもこれ、思いのほか誰にでも起きること。

 

ミンキン博士いわく、妊娠を経験したり、抗ヒスタミン剤や抗うつ剤といった特定の薬を飲んでいたりすると、膣が徐々に乾いてくることがあるそう。

 

サハラ砂漠以上に乾いた感じがするなら、まずは市販のローションを試してみて、それでも改善しなければ医師に相談しよう。

 

9.深部が痛む

特に性交中の膣深部の痛みは、子宮内膜症か卵巣嚢胞(らんそうのうほう)の兆しかもしれない。

 

その原因を探すために、病院では骨盤内診察か超音波による検査が行われることもある。

 

 

※この記事は当初、アメリカ版ウィメンズヘルスに掲載されました。

 

※この記事は、UK版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

*膣の不快感や痛みなどに迷う場合は、自己判断せずに医療機関の受診をおすすめします

Text: Casey Gueren Translation: Ai Igamoto Photo:Getty Images

RECOMMENDED ウィメンズヘルスのおすすめ