ローラ・ヴァンダーカムは、自著『168 Hours: You Have More Time Than You Think』の中でこう語っている。「週末に予定すべきことは、地元のスーパーに行くこと、ディナーに行くこと、そして読書に浸ること。この3つだけ。意味のあることに適度な時間を使い、なお且つ楽しむ時間もたっぷり出来るわ」
2.終わらせる
マクリーン博士は「金曜の夜はまだ仕事モードだから、雑用もその一環となって苦痛に感じない」と言う。洗濯など、週末のTo-Doリストの一つをこのタイミングで終わらせてしまおう。
3.音楽を設定する
「音楽はやる気を引き出すのがとても上手。週末をどんな気分で過ごしたいのかを思い出させてくれる曲を選んで、起きたらその曲をかけるのよ」とアドバイスするのは、オーストラリアの生活品質センター所属のパット・アーミステッド。「土曜と日曜の朝に自分が好きな曲をかければ、平日と週末の区別をハッキリとつけることができる」
4.流れのままに
チクセントミハリー博士の言う “流れ” でくつろぎの週末を満喫しよう。「何かに夢中になるあまり、自分が今どう見えているか、何を達成したいのかに捕らわれない子供のような状態を指すんだ。これで仕事での悩みや心配事から遠ざかることができる」。絵画、裁縫、料理などクリエイティブなことに没頭すれば、脳を刺激し逃避モードに入りやすくなる。
グロス・ナショナルハピネス・ワールドプロジェクトのオーストラリア人創設者、アンジャニ・ミレットのおすすめは、ストレスフリーの喜びを感じることから始めること。「ストレスフリーの時間を少しずつ増やしていけばいい。それがたった5分でもいい。でもその5分間は、全身全霊でその喜びを噛みしめるのよ」
5.自分と一体化する
西洋文化におけるヨガの博士課程を修了するメルボルンの研究者シェリー・アン・コウデンによれば、太陽礼拝のポーズで一日を始めることにはメリットがあるそう。「ヨガとは、体、呼吸、魂との繋がりを自然と経験すること。何が起ころうと、この繋がりが週末への移り変わりをスムーズにしてくれる」
6.テクノロジーの使用を一時中断する
言うのは簡単なのは分かっている。でもストレスを軽減したければ、スマホをチェックする回数を制限するのはマスト。ヴァンダーカムも「メッセージをチェックするのに時間はかからないかもしれないけれど、たとえ通話なしの状態でも、ストレスの溜まった仕事モードから抜け出せないことになる」と懸念を示す。
7.“十分” を目指す
完璧主義になりがちな自分からはちょっと休憩。「週末に会いたかった人全員には会えないかもしれない。でも、会いたかったよとメールすることはできる」と言うのは、マインドボディ専門家のクレア・ウィーラー博士。毎食ベースから作るのは難しくても、ヘルシーな朝食だけは作って、ディナーは配達してもらったっていい。
https://www.womenshealth.com.au/7-ways-to-take-back-your-weekend