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セルライト。お肌にこの厄介者が現れる可能性は誰にでもある。どうやら、脂肪を皮膚に結合するコラーゲン繊維が伸びて分裂し、脂肪細胞が膨張してしまうことでセルライトが形成されるよう。

この嫌なボコボコときっぱりとお別れするため(少なくとも目立たなくするため)にも、セルライトと体の関係を深く知っていこう。

1.セルライトは脂肪ではない

脂肪とセルライトを混同してはいけない。専門委認定形成外科医のマシュー・シュルマン医師によると、セルライトとは、脂肪が皮膚の小さなポケットに分割されたときに見られる凸凹なんだそう。

2.男性より女性に多く見られる

女性の皮膚コラーゲンはちょうど柱のように平行な列に並べられている。シュルマンによると、この配列が脂肪の区画化に使われてセルライトが目立つようになるんだそう。しかし、男性のコラーゲンはXパターンに配列されているため、非常に小さな脂肪区画しか作られず、皮膚の凸凹が形成されないのだとか。

3.市販のクリームが役立つかも

カフェインかレチナールを含む商品を探してみよう。マウント・シナイ医科大学の臨床皮膚科学助教授フランチェスカ・フスコ医学博士によると、カフェインは血流を促して一時的に脂肪細胞を縮小させ、レチナールは時間をかけて徐々に細胞を修復するそう。専門家のおすすめは、レチナール配合のクリームを先に塗布してからカフェイン入りのクリームを使用すること。でも、これでセルライトが一掃できるわけではないことは覚えておいて。

4.治療法はある

セルラーゼなど、医師が承認したセルライトを取り除く方法はあるけれど、値段が高いのが一般的(セルラーゼは治療エリアの大きさによって何万、何十万もの費用がかかる)。専門家によると、施術は1時間程度だが、効果は何年も持続する可能性があるそう。

5.エクササイズでセルライトが目立たなくなる

これは本当! 筋膜に潤いを与え自律神経を整えるというメルトメソッドを開発したスー・ヒッツマンは、セルライトにフォームローラーの使用を勧めている。また、ニューヨーク市のチェルシーでマスタートレーナーとして働くギャルソン・グラントは、ワークアウト後汗が引いても脂肪を燃やしてくれるインターバルトレーニングには、セルライトを目立たなくする効果があるという。

6.体重を減らしてもセルライトは消えない

確かに、体脂肪率が上がればセルライトが目に付く確率も高くなる。でもヒッツマンによると、スリムダウンしても細胞組織は伸びて傷ついたままなんだそう。ニューヨーク市のマウント・シナイ病院の皮膚科で美容臨床研究所長を務めるジョシュア・ゼッシュナー医学博士は、遺伝子、炎症、そして不安定なホルモンバランスがみなセルライトの量に影響を及ぼすと言う。だからどんなに体重を減らしても、セルライトを完全に除去できるわけではないそう。

7.紫外線がセルライトを悪化させる

日焼け止めをきちんと塗るべき理由はここにもあった。紫外線はコラーゲンにダメージを与え、セルライトを目立ちやすくする。SPF値の高い日焼け止めをたっぷり使うようにしよう。

※この記事は当初、アメリカ版「ウィメンズヘルス」に掲載されました。

http://www.womenshealthmag.co.uk/beauty-style/skin/6930/7-facts-about-cellulite-you-need-to-know/

Text: Kenny Thapoung Translation: Ai Igamoto Photo:Getty Images