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フィットネススターからモチベーション維持のヒントをもらおう!

今では、フォトショップで修正されたインスタグラムの写真が、私たちのボディーイメージを決める時代なので、自分の足りていないところにばかり目を向けがち。

でも、それをしているのはあなただけではない。有名なフィットネススターでも自分の身体に対する不安は抱えている。そしてその不安に対する対処方法も人それぞれ。

非現実的な体型ではなくありのままの自分の身体を大切にするために、世界のフィットネススターに自分の身体に対してポジティブでいるための秘訣を聞いてみた。

1. カイラ・イチネス

オーストラリア出身のフィットネススターのカイラの成功の秘訣は毎日1時間自分のために時間を使うこと。

パーソナルトレーナーでフィットネスアプリ、SWEATの考案者でもあるカイラはインスタグラム界でのセンセーション。彼女のストレスへの対処法はとてもシンプル。自分時間をきちんと取ること。

「毎日必ず1時間は自分のためにブロックするようにしている。これは私だけの時間。インタービュー、電話もなし。ワークアウトかストレッチをするか、犬を連れて近所の公園に散歩に行く。毎日クライアントをトレーニングしていた時は、それが人生の全てになっていた。でも今はパーソナルトレーナーの人には、自分の優先事項をまず考えるようにと言っている。たとえば家族との時間や自分自身のトレーニングの時間など。そしてそれから、クライアントの予約時間を入れるようにして」と言う.

パーソナルトレーナーでなくても、これは私たちみんなに当てはまること。ネガティブな思考やストレスが原因の体重増加は忙しすぎることや疲れすぎていることが原因のことが多い。まずは明日自分だけの時間を作って。

2. クリーンイーティングアリス

アリス・ライビングは23歳にして、今では57万7千人以上のインスタグラムでフォロワーを持ち、ベストセラーになった2冊の料理本の著者。大学の頃は、加工度合いの高いジャンクフードを食べるような生活だったことを考えると、大きく変わったという。

今までの中で一番よい自分になりたい、という人へのアリスの一番のアドバイスは、「他人と比べないこと、そして他人のマネを決してしないこと」。

「私は身長が155センチくらいしかないけれど、私に合った食べ方をしている。だからもしも私より背が高いのに、私と同じような食べ方をしていても、その人にとってはうまく行かない、と分かっている」と説明する。

だから、自分に合うものを見つけて、それを守るようにして。結局、身体は人それぞれ違う。

3. イスクラ・ローレンス

自分に合った得意なものを見つけること。

たとえば、運動でも自分の得意なものというのがあるはず。それはスマッシユ、スイミング、バイク、バーレ、ボクシングでもなんでもいい。でもその一方でどうしても苦手なものは誰にでもある。

よい面があれば悪い面も必ずある。イスクラ・ローレンスは自分が楽しくないレッスンに行っても意味がない、と話す。そして好きじゃないことを無理してやることにも意味がないと言う。

負荷が低いような運動が必要な時もあり、その方が身体が喜ぶこともある。

イスクラは「私は毎日1時間くらいジムに行く。時にはとてもハードにやることもあって、そんな時はもう汗だくで歩けないくらいまでやる。でも、そうじゃない気分が乗らない時は腹筋運動をやったりピラティスの動きをしたりしている。続けることがポイント。私の場合、負荷をなるべくかけた形のスクワット、ランジ、レッグプレスと縄跳び。これが私に合っている」。

自分ができないことにこだわっていてもしょうがない。そのかわりに自分ができることを頑張るように。エアロビでもエリアルフープでもなんでもよい。自分が得意なものに集中して、それを伸ばして。

4. ザナ・ヴァン・ダイク

人生で大切なのはバランス、と話すのは『ストロング』の著者、ザナ・ヴァン・ダイク。アディダスアンバサダーでもあるザナ。110kgのデッドリフトが自己ベストのチョコレートラバーはまさに、ストロングを体現している。

彼女は、何年も色々な食事制限をしていた中で、排除すべき食べ物はないと考える。問題は食べる量だとか。

「私は、バランスだと思っているからチョコレートバーも食べる。とてもハードにトレーニングしているので、さらにそういう好きなものを食べないでいるのはあまり現実的じゃない」と言う。だから、もしチョコレートが好きなら食べればいい。人生は好きなものを我慢するには短すぎる。バランスを大事にしながら生きるように、とアドバイス。

5. ショーナ・バーチュー

デビッド・ベッカムのパーソナルトレーナーでヨガインストラクター、そしてベストセラー作家のショーナ・バーチューは、お尻の動画でインスタグラム界を騒然とさせた。このお尻の筋肉を目覚めさせる運動はなかなかハード。

でも、そんな彼女も昔は自分の身体に対してここまでポジティブではなかったそう。

「エクササイズは自分の身体を楽しむことだということを学んだ。オーストラリアでビキニを着ている頃は、炭水化物を食べたいならトレーニングをしなくちゃいけないと思っていたけれど、この考えは全然健康的ではなかった。今では、賢く食べられるようになったけれど」と話す。

彼女のやり方とは、食べたいものを食べたい時に食べること。こうしていれば身体は満足だという。

「だから、時にはカップケーキを食べることがベストだったりする。これはまさに心のための食事」。と言う。確かにその通り!

6. ヘーゼル・ウォラス

医師でもあるヘーゼルの目標は薬と栄養をつなぐこと。そして、良質で身体を強くしてくれるようなホールフードを食べることをすすめること。

もしそれができれば、身体がポジティブで健康的になるのを身体と心の両面から感じるようになる、と言う。

「私も今までは、調理済みのものや、テイクアウトを食べたりお酒を飲んだりしていた。でも、それで洋服のサイズが大きくなり、ニキビもいつもあったし、お腹の調子もよくなくて、自己評価も低かった。水着が似合う身体になるには、少ししか食べずに有酸素運動をたくさんやることがいいと思って、それをしていた。体重は減ったけれど、筋肉はちっともつかなかった」と昔を振り返って話す。

そんなヘーゼルのアドバイスは、ビタミンや栄養価の高いものを食べること。実際、加工されていない食品を食べることは、身体的にも精神的にも健康になる、と研究で判明したそう。だから、バナナを常備したり、カボチャのローストをしてみて。きっと違いを感じるはず。

7. アニー・クラーク

自分の心の声を聞いて。みんなどこかしらの段階で、自信がないと思うこともある。アニーの解決策はそんな時は日を改めて、ゆっくり深呼吸をして自分を見つめなおして。そんな日は誰にでもあること。

「私でも、みんなが思うようなポジティブな人じゃないのに、と思うこともある。ちょっと泣いて、ヨガを少しやればもう大丈夫」。

http://www.womenshealthmag.co.uk/fitness/celebrity-body/6776/7-celebrities-on-how-to-be-body-positive/

Translation:Noriko Yanagisawa Photo:Getty Images