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始まりが肝心なのは、朝の過ごし方で一日が決まるから。10年ごとに著しい変化を遂げる体、肌、総合的な健康。それを無視した (または隠した) 結果に愕然としながら新しい季節を迎える代わりに、ホルモンの変化に合わせてライフスタイルを調整していこう。その内容をUK版「ウィメンズヘルス」からご紹介。

キャリア選択やメイクアップ実験を伴う20代とは異なり、30代の女性に必要なのは美容商品を賢く選び、ライフスタイルを適切に変え、脳をリラックスする時間を与えること。どこから手を付けていいか分からないなら、このアドバイスを参考にしてみて。

7:00AM 起床

脳、肺、筋肉の老化は既に始まっている。30歳を過ぎるとメラトニンの生成量が減ることにより、機敏に動ける時間を最大化しようと体内時計が早まる。

スマホの代わりに、概日リズムとしても知られるこの体内時計を使って目覚めてみよう。一日の始まりが楽になり、必要な時にしっかり起きていられる。

寝坊する不安を抱えずに眠り、自然と起きられるようになるには一貫性が不可欠。まずは自分に必要な睡眠時間を知ることから (一般的には平均7~9時間)。就寝時間の一時間前には、電子機器の電源を切り、読書をし、照明を暗くする。朝起きたら、体が一日の始まりを自覚するようすぐにブラインドやカーテンを開けること。

コツ: 予定のない連休に始めれば、ストレスを感じることなく自然に起きる練習ができる。

7:05AM レモン水を飲む

朝の紅茶やコーヒーをお湯に浸したレモンに変えて、安定した天然のエネルギー補給を。柑橘系の果物にはビタミンC、抗酸化物質、そしてカリウムが凝縮されている。このトリオが大気汚染や紫外線といった環境要因によるダメージから肌を守ってくれる。

栄養素を完全に吸収するために朝一番で (空腹の状態で) 飲み、15~30分待ってから朝食を取ること (この時間をエクササイズに使える)。

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7:15AM 活動開始

脳細胞間のコミュニケーションをつかさどる神経伝達物質であるGABA (ガンマアミノ酪酸) を分泌するのに必要なのは、たった10分のエクササイズ。GABAには、その日の自制心や活力を向上する働きもある。事実、英国ブリストル大学の研究によって、毎日エクササイズする人にはより多くのエネルギー量と前向きな思考が備わっていることが判明している。
毎朝の爽やかなワークアウトを後押ししてくれるアプリを使おう。ゴールを設定し進捗をチェックすれば、安定した習慣になる。

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7:40AM 保湿液をアップグレートする

30代に突入するとコラーゲンやエラスチンの生成が低下し、シワやたるみの原因になる。今こそ、いつもの保湿液を肌の自己修復を助け老化の加速を防ぐ成分をたっぷり含むものに取り替える時。

ロレアルのリバイタリフト・センテラリペアは、センテラアジアティカ配合の新しいアンチエイジング・シカクリーム。漢方薬として何世紀にもわたって使われてきた東洋の美容成分センテラアジアティカは、その修復力で広く知られる (伝説によるとトラさえもこの成分で傷を治したという)。もともと傷口の治療のために作られたシカクリームには、肌のバリアや老化現象を修復する力がある。アンチエイジング部門には珍しく、低刺激で敏感肌にも優しい。

7:45AM 朝食を取る

朝食をスキップすると、血糖値および体が一日を通して吸収する栄養素量に悪影響があるのは明らか。

ニューヨークのコロンビア大学が実施した調査の結果、一日のエネルギー量の約15~20%は朝食から摂取するのがベストとされる。

体に力を与え、血圧と血糖値を正常に保ち、強い骨を維持するマグネシウムの摂取量に気を配って。アーモンド、ほうれん草、プレーンヨーグルト、カシューナッツやふすまなどを朝食に取り入れてみよう。

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8:00AM 脳をリラックスさせる

時としてけたたましいスピードで過ぎていく一日。でも、一日の始まりにマインドフルになる時間を10分設けるだけで人生観が変わるもの。米国マサチューセッツ医科大学が全般性不安障害を抱える人々を対象に行った実験では、8週間にわたって瞑想を続けた結果、90%もの被験者に気分の落ち込みや不安の軽減が見られた。

瞑想を習得したいなら、自宅で静かなリラックスできる空間を見つけ、ゆっくりと呼吸に集中しよう。とりとめのない考えが頭を駆け巡っても、引き込まれたり評価したりせず、沸き起こっては過ぎ去る考えの一つ一つを心に留めておくだけにすること。これで一日のタスクに整然と落ち着いた態度で取り組むことができる。

※この記事は、UK版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text:Women’s Health x L’OrealTranslation:Ai Igamoto Photo:Getty Images