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これを読めば甘い物もやめたくなるはず

精製された砂糖の摂り過ぎは、身体にもメンタルにも大きな混乱をきたしてしまう。実は
砂糖によって引き起こされる6つのことを今すぐチェック。

1. 臓器に脂肪が付く
精製された砂糖や市販の甘いものに含まれるフルクトースには肝臓に脂肪を効率よくため込むように働きかけてしまう。しかも、正しくないところにため込んでしまうのがやっかい。そのため、フルクトースが多い食事を続けていると肝臓のまわりの血液細胞に脂肪がついてしまう。これは、非アルコール性脂肪性肝疾患への前兆。

2. 心臓によくない
心臓病と糖尿病は複雑に関連しているというのは紛れもない事実。心臓病や発作はⅡ型糖尿病の人の死因の一番の原因でなんと死因の65パーセントもの割合。だから白砂糖の摂取量を減らして。裏面表記を必ず見て、スクロース、グルコース、フルクトースの多いコーンシロップ、マルトース、デキシトロース、ローシュガー、きび砂糖、モルトエクストラや糖蜜といった砂糖が隠れていないか確認して。

3. コレステロール値が乱れる
砂糖とコレステロールも切り離せない関係にある。「Journal of American Medical Association」の論文によると、コレステロール値の高い人、糖尿病の人、高肥満の人を除いた実験で、精製された砂糖の摂取量が最も多かった人が悪玉コレステロールの上昇と血中トリグリセリドの上昇が多いことを発見。また、善玉コレステロール(HDL)は低いということも分かった。これは、砂糖の摂り過ぎが、悪玉コレステロールの生成を促し、一方でそれを身体から排出するのを妨げているのではないかと言われている。

4. 「Ⅲ型糖尿病」につながる可能性がある
ブラウン大学の精神病理医、スザンヌ・デラモンテ医師は「Ⅲ型糖尿病」という造語ごを考え出した。これは彼女のチームがインシュリン耐性と高脂質の食生活とアルツハイマー病との関連を発見したことによる。デラモンテ医師の研究ではアルツハイマー病は、脳のグルコースを使ってエネルギーを作る機能が失われる、一種の代謝性疾患の可能性を指摘している。言い換えると、脳が糖尿病だということ。そこで、これを「Ⅲ型糖尿病」と名付けたそう。

5. お腹がすく
砂糖は人を空腹にさせる。砂糖を摂り過ぎることが多いと、脳に満腹だと知らせる身体の機能がおかしくなる可能性があると最近の研究は示す。体重が多かったり、Ⅱ型糖尿病を患っていると、「お腹いっぱいだからもう食べるのはやめて」という信号出すホルモン、レプチンの生成が乱れてしまう。また、フルクトースもレプチンに影響を与えるので、フルクトースの多い食事をすると身体は食べすぎているのにも関わらず空腹だと感じてしまう。

6. 老化につながる
血液中の糖質はタンパク質と結合して、最終糖化産物(AGE)に変わる。AGEはmわりのタンお悪質を攻撃して傷つけてしまう。コラーゲンやエラスチンなどの肌をしっかりと弾力のある状態に保つものも傷つけられてしまうので、乾燥してごわごわしたタンパク繊維になる。これがシワやたるみの原因になる。

http://www.womenshealth.com.au/article/health/6-reasons-to-ditch-processed-sugar

Text:Leah Zerb Translation:Noriko Yanagisawa Photo:Getty Images