代謝をアップさせて、脂肪をもっと燃やしたいと思っている人! 辛い物を食べるよりも、もっと効果的に代謝を上げてくれるものがあるという。体重を落としたいなら、これで代謝アップ!
トウガラシの辛み成分、カプサイシンが脂肪燃焼を助けてくれるとはよく言う。確かにこれは間違ってはいないけれど、実際の脂肪燃焼の効果はあまりにも小さいので、正直効果があるとは言いがたい。
そうはいっても、トウガラシを食べることは身体に悪いわけでもなく、それ以外に食べるべき理由もたくさんあるので、食べるのはよい。
でも、トウガラシよりも脂肪燃焼に効果的なことがあるので、ここではそんな簡単にできる代謝アップ方法を6つをご紹介。激辛カレーを食べるよりもこっちの方がいいかも。
1. 筋力トレーニング
鍛えられた腹筋は見た目がいいだけでなく、ただ座っているだけでもカロリーを消費してくれるもの。
これは、筋肉は常に代謝をしているから。言ってみれば燃焼スイッチが常にオンなのと同じこと。脂肪を筋肉に変えると、筋肉1kgにつき31kcalも多く消費してくれるそう。
筋力トレーニングをして筋肉を増やせば、消費カロリーも増えるということ。
2. タンパク質を食べる
なんと、食べ物を消化するだけでもカロリーを消費しているという。
もし毎日の食事がタンパク質が多いものなら、消費するカロリーもなかなか多いかもしれない。タンパク質は、その食べ物のカロリーの20%から30%を消化するために使うそう。その一方で炭水化物は、消化するのに5%から15%しか使わない。これは、ステーキを食べる理由にもなるはず。
3. カフェインを摂取する
この刺激成分は、飲んでから3時間は代謝を上げてくれるという。
ワークアウトの前に28gほどカフェインを摂取すれば、いつもよりも15%くらいカロリーを多く消費するようになるという。
ただし、身体はこの刺激に慣れてしまうので一日に崇拝も飲むと効果が薄くなる可能性があるので注意して。
4. 部屋の温度を気にする
震えるほどではないけれど、丁度よい温度よりも少し寒いくらい、つまり15℃くらいの室温だと代謝を上げてくれるそう。
なぜかというと“よい脂肪”とされる褐色脂肪組織が、体温を調整して、その過程でカロリーを使ってくれるから。
5. 緑茶を飲む
緑茶に含まれる健康成分、カテキンは体内で食べ物を燃やすのを助ける働きをするそう。
デカフェでない緑茶を食事と一緒に一日2、3杯飲むだけで80kal消費できるという。これならできそう!
6. ちょっとだけ夜更かしをする
驚くかもしれないけれど、研究によると5時間睡眠は日中のカロリー消費を少し増やしてくれるという。
ただ、悪いニュースは、その研究ではカロリーは多く消費したものの、摂取カロリーも増えてしまったそう。これは、カロリーを多く燃やしていると思い余計に食べてしまったからだという。これでは、せっかくの燃やした分も台無し。それに、極端な睡眠不足は健康に影響してしまうので、体調と相談しながら睡眠時間を調整することが大切。
6つのテクニックは日常生活で簡単にトライできるものばかり。小さな工夫でカロリー燃焼できるならやらない手はない!
Text:Francesca Menato Translation:Noriko Yanagisawa Photo:Getty Images