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せっかくのヘルシーフードの食べ方を間違えていない?

健康に良いとされる食材は世の中にたくさんあるし、身体への効果を期待して食べている人も多いのでは。でも、せっかくのヘルシーな食材も食べ方を間違えていたら意味がなくなってしまう。身体のために食べるなら、選ぶ食材に気をつけるだけでなく、その食べ方にも気をつけて。正しく食べれば効果もアップ。

リンゴ

リンゴはヘルシーなおやつにぴったり。甘くてジューシーで食物繊維もたくさん含まれているので、お腹を満たして空腹感を感じさせない。含まれているビタミンやミネラルは実は皮の部分に含まれているので皮はむかないで食べた方がよい。ビタミンA、ビタミンC、カルシウム、カリウム、葉酸や鉄などは全て皮にある。皮を捨てるとこの栄養素も捨ててしまうことに。

皮も食べるのでオーガニックの物を選んで。リンゴは赤でも黄色でも緑でもいいけれど、皮が傷ついていないものに。

まさにタンパク質と食物繊維の宝庫! 豆は手ごろな価格な上に脂質も少ないので、ヘルシーな食事には加えたい食材。ただ問題は豆はだいたい缶詰に入っていて、缶詰の内側のコーティングにビスフェノールA(BPA)が使われていること。この化学物質はガン、心臓病や早発思春期の原因になるとも言われている。

缶詰の豆は塩分も高いので乾燥した豆を買ってきて自分で茹でるのが一番。もし時間がないのならBPAが使われていないようなものを買うように。

ブロッコリー

信じられないかもしれないけれど、ブロッコリーを茹でるというのは一番ヘルシーな食べ方ではない。これは栄養価が茹でることによって失われてしまうから。生で食べるのはちょっとお好みでないという人は軽く蒸すか数分間炒めて、茎の部分が少しやわらかくなるくらいにとどめておいて。

ドライフルーツ

甘い物を食べたいという欲求を満たすために、ちょっとなにかヘルシーなものを食べるならドライフルーツは賢明な選択。でもこれはあくまでも、砂糖漬けのドライフルーツでないもののはなし。ドライフルーツでも砂糖を使っていないものにして。見て分かる時もあるけれど、そうでない時は裏面表記を確認して。意外と使われていることに驚くかも。

ピーナッツバター

手軽にタンパク質を補給できて、ワークアウトの前に食べる間食としてもぴったりのピーナッツバターは、ピーナッツを砕いて作られている。でも、気をつけて選ばないと、そのピーナッツバターには砂糖、塩や硬化油が入っていることも。余計な脂質や砂糖を摂らないためにも、なるべくナチュラルなものを選ぶか自分でフードプロセッサーにかけて作ってみて。

サツマイモ

サツマイモはビタミンAが豊富で、抗酸化成分や抗炎症作用のある成分をたくさん含むので食事に摂り入れたい食材。ただし、サツマイモを揚げてしまうと栄養価も変わってしまう。揚げると脂質が増える上にカロリーも大幅にアップ。おすすめは茹でること。角切りにして蒸すか、一本丸ごとオーブンに入れて。

※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text:オーストラリア版「ウィメンズヘルス」 Translation:Noriko Yanagisawa Photo:Getty Images