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DJ、フィットネスブロガー、そしてランナーとしても活躍するAJ・オドゥドゥ。彼女ほど睡眠不足がどんなものかを良く知る人はいない。充分な睡眠がトレーニングに不可欠な理由を明らかにすべく、「ウィメンズヘルス」 が彼女を直撃。その内容をUK版「ウィメンズヘルス」からご紹介。

もっと睡眠が必要なことは誰もが知っている。でも、睡眠不足が健康にどれほどの悪影響を与えるかを知る人は少ない。自称夜更かし人間でNew BalanceアンバサダーのAJ・オドゥドゥ (@ajodudu) が、睡眠不足がランニングに及ぼす5つの影響を教えてくれた。

1.ランニングパフォーマンス

眠りの精の暖かい抱擁を楽しんでいるべき時に寝返りを繰り返し打っていれば、もちろんランニングのパフォーマンスに影響する。でも意外なことに、眠れないその一晩が体に与える影響はほとんどない。戦いは頭の中で起きているから。

自分をランニングに駆り立てれば、ほとんど寝ていない状態でも元気にピンピンしていられる。でも、走ることがいつもより身体的に大変になるのは間違いない。AJは 「8時間寝ると調子が上がる」 のだそう。簡単に言えば、眠れない夜がトレーニングの邪魔になってはいけないということ。今日も予定通りに頑張ったご褒美として、9時間の睡眠を目標にしよう。

2.健康的な食習慣

睡眠時間が足りないと低下するのはトレーニングへのモチベーションだけではない。ヘルシーな食べ物を選択する脳の能力も低迷する。疲労は腸内細菌の微妙なバランスを崩し、炎症と不健康な食べ物への欲を生み出す。

8時間しっかり眠ったAJは、甘いスナックに手を出さない。あの白い砂糖の誘惑に負けそうなら、寝る1~2時間前に眠気を誘うスナックを食べて、栄養の偏りを減らそう。アーモンドミルク、ヨーグルト、カッテージチーズには、睡眠ホルモンであるメラトニンの生成を急速に高めるアミノ酸トリプトファンが含まれている。

3.筋肉疲労と増強

筋肉とは寝室で作られるもの。ホルモンが筋肉を修復し増強するのは、あなたがシーツにくるまれて寝ている間。「十分に寝ないと、翌日筋肉や関節に痛みを感じるわ」

一晩中天井と睨み合っていると、筋力が付きづらいだけでなく翌日の筋肉痛にも繋がる。睡眠不足であることを忘れていても限界に近いところで走ることは出来るが (1を参照)、体が悲鳴を上げ始めたらペースを落とすこと。

4.朝のエネルギー

いつも言うように、トレーニングに最適な時間とはあなたに都合がいい時間。毎朝ランニングに出る時間を作るために早起きすると、1日を元気に過ごせると感じる人は非常に多い。パーソナルトレーナーのダルトン・ウォンに言わせれば、「コルチゾール値を上げて頭をスッキリさせてくれる朝のエクササイズは、コーヒーを飲むようなもの」

でも、寝つきの悪かった夜を挽回するために、朝のワークアウトを諦めてあと数時間眠るべき?AJの見解はイェス。「修復と回復は、ワークアウトそのものと同じくらい大切。ワークアウトクラスを予約していても、ベッドでの時間を増やすために3千円を放棄することもある」。良く眠れなかった翌日は、トレーニングをランチタイムにずらし、美味しいコーヒーで気合いを入れて午後の不振を乗り切ろう。

5.夜のくつろぎタイム

エクササイズは、エネルギーをくれることが証明されているだけでなく、睡眠の質も高めてくれる。眠れなかったからと言って、翌日のワークアウトをスキップするべきではないもう一つの理由がコレ。

AJいわく、覚醒状態にするのはワークアウトではなくクールダウンの不足。「10分間しっかりストレッチしてクールダウンすれば、いつもかなりリラックスできる」。外に出て走ってしまえば、睡眠の不足とワークアウトの放棄という悪循環に陥らずに済む。

『New Balance Toughest Opponent』は、自分との戦いについてのストーリー。もう少し距離を伸ばすべきか、もう少しウエイトを増やすべきか、そして昨日よりも厳しく、速く、強く自分を追い込むべきか、と頭の中で展開するちょっとしたマインドゲームに焦点を当てる。詳細はこちらでwww.newbalance.co.uk/TougestOpponent

この記事は、New Balanceとのコラボレーションで書かれています。

※この記事は、UK版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Women's Health X New BalanceTranslation: Ai Igamoto Photo:Getty Images