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マウンテンバイクのワールドチャンピオン、レイチェル・アサートンが、UK版「ウィメンズヘルス」 にオフロードの魅力を語ってくれた。

1.冗談抜きで速い。

「平均的なダウンヒル (下り坂を走るタイプのマウンテンバイクスポーツ) では時速50~60kmで、下に辿り着くまでは全力。ダウンヒルは惰性で走るものではなく、ペダルをたくさん漕ぐもの。5分間のレースにおける私の平均心拍数は1分間で190回だから、結構激しいのよ」

2.使うのは脚だけじゃない。

「マウンテンバイクに乗った後に痛くない筋肉なんてない。主に使う筋肉群は明らかに脚とお尻だけど、とても動きのある上半身ワークアウトでもあるから腕や背中にもくる。レース後は、筋肉疲労を和らげるためにいつも水風呂につかってヨガをする。全身運動であることは間違いないわ」

3.男性中心のスポーツである……今のところは。

「大抵のエクストリームスポーツは未だに男性中心だけど、サイクリング業界は本当に進歩しているわ。ロードサイクリングでもクロスカントリーやダウンヒルでも女性の参加者が増えている。フィットネス目的だけではなく、楽しい余暇の過ごし方としてマウンテンバイクを始める女性もいる」

4.半分は精神力。

「常にあらゆる物に警戒していないとダメ。岩や樹木、根っこの間を突っ走るなら、集中力の一瞬の途切れがクラッシュを意味する。マウンテンバイクの半分はメンタルゲームで、猫並みの反射神経が必要」

5.プリングルスみたいに、一度始めたら止まらない。

「週末や1日単位でバイクを借りられるトレイルセンターがイギリスにはたくさん出来た。だから、マウンテンバイクに大金を費やさなくても、友達と出掛けてトライできる。そしてトレイルセンターで1日を過ごした人が振り返ることはない。一生熱心にマウンテンバイクに乗り続けることになるわ……いい意味でね!」

※この記事は、UK版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Alexia Dellner Translation: Ai Igamoto Photo:Getty Images