自前のウォーターボトルを持っている人も多いはず。でもその中に、水を入れるだけではもったいない? より健康効果が期待できるウォーターボトルの作り方をUK版ウィメンズヘルスからご紹介。
1.運動後のリカバリーには……
「健康食品の専門店で買えるクロロフィルを2~3滴垂らし、少量のザクロジュースと皮をむいたキュウリを数枚入れてみて」と勧めるのは、自然療法士のスザンナ・マクラム。
「クロロフィルにはマグネシウムがいっぱい。マグネシウムは、ワークアウト後の筋肉をリラックスさせる天然の筋弛緩(しかん)剤。一方のザクロジュースには、免疫システムを強化する抗酸化物質が豊富に含まれている」
2.元気をチャージするには……
栄養コーチでブロガーのマデリン・ショーは、「大さじ1杯のチアシードを水に入れるのが好き」なんだそう。「水を含むと膨張するのでおなかが満たされるし、プチプチした食感と一緒にオメガ3も摂取できる」
3.胃を落ち着かせるには……
「オーガニックのペパーミントオイルを数滴垂らせば、消化管の平滑筋がリラックスして、胃けいれんが和らぐことも」と話すのは、栄養セラピストのヘイリー・ペドリック。「ペパーミントの葉を数枚入れると、風味と効能が高くなる」
4.体の水分補給には……
栄養士のニコラ・ホワイトヘッドが考案したキュウリ&ライムエードなら、普通の水よりスピーディーに体が潤う。「キュウリの皮をむいて種を取り、スライスしたら、水350ml、砂糖大さじ2、塩小さじ1/4、氷7個、ライムの搾り汁と一緒にブレンダーにかける。ウォーターボトルに新たな氷を7個入れ、ブレンダーにかけたばかりのミックスを注ぎ込む。分離するようなら、かき混ぜて。キュウリの塩分、糖分、カリウムのおかげで、水が体に吸収されやすくなる」
5.消化を促すには……
「2カップの水に、コリアンダーシードとフェンネルシ―ドをそれぞれ小さじ1/2ずつ入れて沸騰させる。冷めてから漉して、ウォーターボトルに注ぐだけ」と話すのは、栄養学者のヴァルシャ・カートリ。「コリアンダーとフェンネルが体を落ち着かせ、消化を助けてくれる。フェンネルには、腸けいれんを和らげる力もある」そう。ランチの後にピッタリ。
※この記事は、イギリス版ウィメンズヘルスから翻訳されました。
Text: Jessica PowellTranslation: Ai IgamotoPhoto: Getty Images
2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。