1,700点ものグルテンフリー食品を分析した英国ハートフォードシャー大学の研究が、グルテンフリー食品には従来のオプション以上の脂肪、飽和脂肪酸、塩分、糖分が含まれていることを発見したそう。
研究チームは、グルテンフリー食品には食物繊維とタンパク質が少ないのにもかかわらず、値段は159パーセント高いことも見つけたそう。
健康上の問題でグルテンを避ける必要があるなら、商品を賢く選ぶことが大切。
グルテンフリーを始める際には、必ずしもグルテンフリー=ヘルシーではないことを覚えておくこと。実際に、何が何でも絶対避けたいグルテンフリー原材料も存在するみたい。
そのトップ4がこちら。
- コーンスターチ
- 米粉
- タピオカスターチ
- ジャガイモ粉
この4つは、グルテンフリー加工食品に最もよく使われる原材料。体に非常に悪く、痩せるなんてもってのほか。あからさまに、時にはとんでもなく体重が増えて、体が炎症を起こすことも。
代謝と健康のために炭水化物を選ぶなら、疑うことを知らない大衆にグルテンが入っていないからヘルシーだと思い込ませるようなひどい商品を100パーセント避けること。
グルテンフリーのマルチグレインパンやパスタといった無価値のグルテンフリー炭水化物ほど、砂糖以上に血糖値を上げるものはない。ジャガイモ粉、米粉、アワから作られたグルテンフリーの全粒パンを2枚食べれば、4時間以内に血糖値が180ミリグラム・パー・デシリットルまで上昇する (糖尿病を抱えていない人でも)。マヨネーズ、お肉、チーズといった他の食材も使ったかどうかは関係ない。
ゴミのような炭水化物原材料が使われておらず、血糖値を上げない安全なグルテン・穀物フリーの商品を開発した食品メーカーが存在するのは確かだけど、彼らは未だに少数派 (ココナッツ粉末、アーモンドミール、チアシード、チアシード粉末は、好ましい原材料の中でも特に優れている)。
これらのよりヘルシーな粉末の中には挽かれた状態で買えるものもあるけれど、そうでなければフードチョッパー、コーヒーミルク、またはフードプロセッサーで30~60秒挽く必要がある。お好みの質感になったところでストップしないと、ナッツやバター状になってしまうので注意しよう。
出典: ウィリアム・デイヴィス医学博士著『Wheat Belly』『10-Day Grain Detox』
※この記事は当初、rodelwellness.comから翻訳されました。
※この記事は、イギリス版ウィメンズヘルスから翻訳されました。