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四六時中オンラインだと健康に悪いわけ

会社で長い時間頑張って、さらに家に帰ってからもメールをチェックしているなら、今すぐストップを。

最近の調査によると、常にメールをチェックしたり、勤務時間以外の仕事は、精神衛生上よくない上に、緊張感を高めるそう。

この「Exhausted, but Unable to Disconnect: The Impact of Email related Organizational expectations on Work-family」という調査によると、四六時中つながっていることや、「常にオン」の生活を送っていると、仕事での燃え尽きや、気持ちの消耗につながるという。

「メールは回復のプロセスを妨げる、一番の悪役。いつでもメールをチェックできることはオーバーワークにつながり、退社後もまるで会社の中と同じような環境になってしまいます。それと同時に、常につながっている状態が、心理的にも仕事から離れることを難しくするのです」と調査の著者。

この長引いたコミュニケーションは、肉体の健康にも有害。国民保健サービスを提供するNHS(National Health Service)によると、発作の可能性も高まるという。「残業」があるから一日のやるべきことが終わるのに、と思うかもしれないけれど、Expert Market Payrollはそうではないと明かす。

Expert Marketのデータでは、世界の一人あたりGDPの生産性が最も高い国と、最も低い国は、どちらも労働時間の長さによって評価されているという。

イギリスは36ヶ国中16位で、その他のヨーロッパの国よりも非効率という結果に。労働時間の短いトップ10の国、たとえばルクセンブルグ、ドイツとスイスなどは、労働時間が短いながら生産性でも10位以内にランクイン。

5時になって電源を切れば、ストレスが減るだけでなく、生産的にもなれそう。でも実際は「寝る前にあと一通だけこのメールを送らなきゃ」という習慣をやめるのは難しいもの。

じゃあ、デジタル・デトックスをしたい場合はどうすればいいの? それには休みが一番。と専門家でウェアラブルテクノロジー・ブランド「Vinaya」の創設者兼CEOのケイト・アンスウォース。

ケイトは、休み中にテック離れする3つのコツを伝授。これを実行すれば、仕事に戻った時やオフィス時間外にメールにしがみつくことも減るはず。

ベッドルームは携帯電話禁止

LEDの画面は睡眠によくないとわかっているけれど、朝は起きてすぐに携帯電話に手を伸ばしてしまう。でもこれは、ほかの人のTODOリストの手伝いをしているだけ。朝は一日のうち受容性が一番高まる時。だから誰かのメールに返信するのではなく、自分のためのクリエイティブなことを。

ソーシャルメディアアプリは削除

インスタグラムを眺めるとドーパミンが出て、また新しい神経回路ができる。つまり、脳内に新たなつながりができる、と「Brain Research Reviews」の調査。もう、SNSアプリは思い切って削除!

ディナーのデート中は携帯電話なしで

調査によると、電源を切っていても視界に携帯電話が入るだけで、気が散ってしまうと判明! 大切な人からの着信だけを教えてくれるツールなどをうまく活用してみてもいいかも。

3 Realistic Ways To Digital Detox On Holiday

Text: Women's Health Magazine UK AuthorsTranslation:Noriko Yanagisawa Photo:Getty Images