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2018年も残すところあとわずか! そこで、今年世界に話題を振りまいたさまざまなカルチャートピックを、数字を切り口にいま一度おさらい。あなたの印象に残っているのは、どんな数字?

148万リツイート

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2018年に最もリツイートされたのは、スペインの人気ユーチューバーelrubiusが9月にツイートした「LIMONADA 2.0」(レモネード2.0)というつぶやき。これは、彼が2016年に「次のツイートをRTしてくれた人のなかから抽選でプレゼント(ゲーム機など)を贈るよ」とアナウンスしたのちに呟いた、「LIMONADA」というひとことツイートの続編で、第2弾のプレゼント企画だったもよう。昨年の1位だった「チキンナゲット一生分がほしい!」の360万リツイートの壁を越えるのは、かなりハードかも。

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180万いいね

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最も「いいね」されたツイートは、今年も大活躍だったK-POPグループBTS(防弾少年団)の7月の投稿。メンバーのひとりJ-Hopeが、SNSを大いに賑わせたドレイクのメガヒットソング『イン・マイ・フィーリングス』に合わせてダンスを披露するというもので、180万以上のいいねを獲得している。ちなみにBTSはフォロワーが現時点で1730万以上、今年最もツイートされたグループでもあり、ツイートはほぼ毎回いいねが100万超えしている。ちなみに「ツイッターで最も影響力のある人」に選ばれたのは、テイラー・スウィフト。

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1億2500万ハッシュタグ

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今年ツイッター上では、なんと毎日これだけの数のハッシュタグが使われていたそう。

5億ビュー

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同じくツイッター上で今年使われたGIFアニメーションは、世界全体で5億以上という数字に。つまり1分間で約1000個という計算になり、場合によっては単なる文字よりもニュアンスが伝わりやすいという点からも、GIFはSNSにおけるコミュニケーション手段のひとつとしてかなりメジャーになったことが伺える。
なお世界最大級のGIFストックサイトGiphyによると、今年最も使われたGIFは、売れっ子ラッパーのカーディ・Bが「OK」の代わりに使うフレーズ「Okurrrrr」だったそう。確かにこれは汎用性が高い!?

これはGiphyの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。

「Okurrrrr」はハトのように発音するのがポイント。巻き舌が必須。
Giphy

1800万いいね

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インスタグラムで最もいいねを稼いだのは、カイリー・ジェンナーが2月にシェアした愛娘ストーミちゃんのかわいい手の写真。カイリーがトラヴィス・スコットとの間にもうけたこの子の写真が、最多1800万いいねを獲得した。

Courtesy of Kylie Jenner via Instagram

14億8000万回

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今年リリースされたミュージックビデオで最も多く再生されたのは、プエルトリコ人ラッパーのキャスパー、ニオ・ガルシア、ダレルらが2017年に発表した『Te Bote』のリミックスバージョン。新たにDJのニッキー・ジャムやバッド・バニー、オズナといったミュージシャンがフィーチャーされたこの曲のビデオは、4月にリリースされてから14億回以上再生されている。
昨年大旋風を巻き起こした『デスパシート』の45億回には及ばないものの、ランキングトップ10のうち8組がラテンミュージシャンの関わる曲となっており、ラテンミュージックの人気はまだまだ衰えることはなさそう。

これはyouTubeの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。
Casper, Nio García, Darell, Nicky Jam, Bad Bunny, Ozuna - Te Bote Remix (Video Oficial)
Casper, Nio García, Darell, Nicky Jam, Bad Bunny, Ozuna - Te Bote Remix (Video Oficial) thumnail
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24時間で5500万回

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今年YouTubeで24時間に最も再生されたミュージックビデオは、アリアナ・グランデの『サンキュー、ネクスト』で、24時間で5500万回再生を記録。その後を追うのは、BTSの曲『アイドル』の4500万回。

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Ariana Grande - thank u, next (Official Video)
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24時間で2億8900万回

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YouTube

いっぽうYouTubeで24時間に最も再生された映画の予告編は、マーベルの『アベンジャーズ/エンドゲーム(原題)』。その再生数は、24時間で2億8900万回という驚異的な数字に。2017年のNo.1再生数だった『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、その続編である今作が引き続きNo.1を獲得したということで、いかにファンが多く、どれだけ注目を浴びているかが垣間見える。

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20.4億ドル(約2300億円)

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2018年に最も稼いだ映画は、やはり当然の結果か、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』。世界興行収入20.4億ドル(約2300億円)を叩き出し、2位の『ブラックパンサー』の13.4億ドル(約1510億円)と比べてもケタ違いで、世界歴代興行収入の4位にもランクイン。ちなみに2017年に最も稼いだ映画は『美女と野獣』の12.6億ドル(約1400億円)ということからも、マーベルの強さが如実に現れた結果となった。
なお日本映画のNo.1は、『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』で、92億円超えのヒット。2位は『名探偵コナン ゼロの執行人』の91億円で、初週末動員数では『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を負かしたことも、世界の映画好きから関心を集めた。

2億3900万ドル(約270億円)

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今年最も稼いだ男優は、57歳のジョージ・クルーニー。驚異的な数字のワケは何かというと、彼が友人と共同設立したテキーラの会社を、イギリスの大手酒造メーカーであるディアジオが7億ドル(約790億円)で買収したことによるものだそう。

4050万ドル(約46億円)

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最も稼いだ女優の座に君臨したのは、前述の『アベンジャーズ』シリーズで演じるブラック・ウィドウ役などが根強い人気を誇るスカーレット・ヨハンソン。2017年における自身のギャラの約4倍の額を手にしている。ブラック・ウィドウ単独の映画も企画が進行中で、アクション女優としての地位を確立した彼女の今後の活躍が楽しみ。

2250万ドル(約25億円)

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米フォーブスによると、2018年に最も稼いだモデルは、昨年に引き続きケンダル・ジェンナー。2016年まではなんと15年連続でジゼル・ブンチェンがトップの座にいたが、2017年にケンダルが抜き去り、今年も見事1位をキープ。

1120億ドル(約11兆7000億円)

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今や現代人の生活に欠かせない存在となったアマゾン。米フォーブスによると、世界で最もリッチな人物は、その創業者でCEOのジェフ・ベゾスで、資産額は1120億ドル。いっぽう女性のトップは460億ドル(約5兆2200億円)で16位にランク入りしたアートキュレーターのアリス・ウォルトンで、彼女はウォルマートの創設者サム・ウォルトンの娘にあたる。なお日本のトップは、世界39位にランクインしたご存じソフトバンクの孫正義で、資産額は227億ドル(約2兆5700億円)。

13部門ノミネート

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第90回アカデミー賞で、作品賞や監督賞などを含め、主演&助演女優賞や助演男優賞、脚本賞、衣装デザイン賞などぶっちぎりで最多13部門にノミネートされたのがギレルモ・デル・トロ監督の渾身作『シェイプ・オブ・ウォーター』。結果4部門で受賞を果たし、これも今回の最多記録となった。日本でも大きくヒットし、映画館でその世界観に没入した人も多いはず。

6冠

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現地時間の1月28日に行われた、世界で最も権威ある音楽賞ことグラミー賞。第60回となる今年は、ブルーノ・マーズが計6部門(最優秀アルバム賞、最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞、最優秀R&Bアルバム賞、最優秀R&B楽曲賞、最優秀R&Bパフォーマンス賞)にノミネートされ、すべてを受賞。昨年はアデルが計5部門を受賞しており、ブルーノはそれを凌ぐ成功を掴み取った。

1億1800万ドル(約133億円)

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今年音楽界で最も稼いだのは、アイルランド出身のロックバンド、U2。1987年のアルバム『ヨシュア・トゥリー』の30周年を記念して昨年行ったツアー『Joshua Tree Tour』が大成功を収め、約270万人を動員し、総額3億1600万ドル(約358億円)の売り上げに。1980年のデビューから現在まで、オリジナルメンバーの脱退や変更もないうえ、さらに作品も軒並み支持されているため、“奇跡のロックバンド”と呼ばれているのも頷ける!? なお2位はコールドプレイ、3位はエド・シーランで、上位3組がみなブリテン諸島出身という結果に。

8300万ドル(約94億円)

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いっぽう音楽界で最も稼いだ女性は、ケイティ・ペリー。世界ツアー『Witness: The Tour』の成功によるもので、一晩につき約100万ドルを稼いだことになるそう。またこのほか、人気番組『アメリカン・アイドル』に審査員として出演したことも、彼女をNo.1にした勝因のひとつのよう。ちなみに2位はテイラー・スウィフトの8000万ドル(約90億円)、3位はビヨンセの6000万ドル(約)で、アメリカ人アーティストがパワフルだった。

61億ドル(約6800億円)

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6月から約1カ月間ロシアで開催され、全世界に熱狂をもたらしたワールドカップ。今大会でFIFA(国際サッカー連盟)が稼ぎ出した金額はなんと、61億ドルとされる。この莫大な額は、各国がFIFAから購入する放送権料と、ソニーやコカ・コーラなどからのスポンサー収入がメインで、2014年の前回ブラジル大会より13億ドル(約1400億円)も多くなっているそう。贈収賄や不正などが何度か取り沙汰されているFIFAだが、今後の動向にも要注目。

Photos: Getty Images

From: ELLE JP