手持ちの日焼け止めでを使用して「白くなってしまった」と思うなら、日焼け止めは即買い換えよう。日焼け止めの技術は毎年新しくなっていて、今販売されている日焼け止めのほとんどがもう白くはならない。塗った瞬間にすぐ透明になるものや、肌色を整えてワントーン明るくしてくれるものばかり。
「日焼け止めは毎年新しい製品を購入するのがオススメ。だからこそ、量をケチらず１シーズンでちゃんと１本使い切るほどでなければ、製品自身のUV効果を十分に発揮できません」と語るのは、ヘア＆メイクアップアーティストの長井さん。2017年は日焼け止め製品の当たり年。数ある新製品の中から、長井さんがこれはオススメ！ と思ったSPF50の日焼け止め商品ご紹介する企画の後編。
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理論派UVの最高峰。強さを求めた一品
40年以上にわたる日焼け止めに対する知見と、スポーツ用UVに早くから着目しているのが「コーセー」のスポーツビューティ。「絶対に、やかない」をブランドキーワードとした高機能UV製品で、スーパーウォータープルーフも謳っている。汗や水、皮脂に強いだけでなく、激しく動いてもUV膜がヨレないことや、汗をかいてもぬるつかない汗スルーなど、体の動きやシーンを想定した焼けない商品設計が特徴。メイク前に使用するのであれば、スキンケアは乳液まで使用して、しっとりとした肌状態に仕上げてから塗布。長時間の屋外レジャーや、スポーツの日には心強い味方に。もちろんボディにも。
スポーツ ビ ューティ UVウェア（スーパーハード）N
SPF50+・PA++++ 50ml ¥2,000 20ml ¥1,000／コーセー
手軽さと塗り心地が最強！さっぱりUVの理想形
伸びの良いジェル状で、みずみずしさが心地よいテクスチャー。ベタつきが気になったり、皮脂が出やすいからサッパリと仕上げたいという人にオススメ。塗り広げてすぐ白さが消える手軽な使用感も◎。しかも大容量の75g！ 顔・体の両方に使うことがでるので、顔も体も１本でUVケアを済ませたいなら、この商品はピッタリ。メイクの時に全身のUVケアをしてしまおう。ひと夏でこれ1本をしっかり使い切ることができれば、UV対策は完璧。紫外線予防には使用量も重要なポイントであることを忘れずに。
サンプロテクション ジェルミルク
SPF50+・SPF++++ 75g ￥2,800／ポール アンド ジョー
http://www.paul-joe-beaute.com/jp/products/products_body_07.html
敏感肌でも安心。１００％スイス生まれのUV
美容医療の先進国スイス生まれの敏感肌用UV製品。世界でも珍しい、日焼け止め製品だけを専門に製造しているブランドで、ヨーロッパの皮膚科や薬局での認知度が高いのが特徴的。敏感肌の人も安心して使えるよう、肌トラブルの原因となる可能性のある成分を使用していない。それなのに、十分なUVカット効果だけでなく、美白成分と大気汚染対策成分も含んでいるというから驚き。フィット感が高く、汗水に強い処方なので、肌が敏感で日焼け止めを自由に選びにくかったという人には、ぜひ試してもらいたい。顔用だけでなく、ボディ用、赤ちゃんにも使用できる商品も揃っている。
フェイスブライトニング
SPF50+50ml¥4,200／アルトラサン
植物の持つ力を最大限に活用し、優しさと強さを実現
太陽の光を浴びて白さを増すという、レーヌデプレという花の美肌成分に注目して作られた商品。古くからフランスの伝統的な医療にも使われてきたというほど、肌に優しく安心な美容成分を含有しており、その繊細な花を一つ一つ手摘みして製造されているそう。つややかでうるおいのある肌に導いてくれ、さらりとした伸びの良いテクスチャーで、キメ・色ムラも整うので、メイクアップ下地としても使用可能。乳液・UV・メイクアップ下地の役割を、これ一本で果たせるのも嬉しい。美白効果もあるので、時間のない朝に手軽さと効率を求めるならばこのような商品がピッタリ。
レーヌブランシュブライト UVシールド
SPF50・PA++++ 30ml¥5,500／ロクシタン
最新の研究結果を全て反映させた高機能BB
自社の最新肌研究結果をもとに作り出した、大人気BBクリーム。大気汚染、紫外線、酸化ストレス、炎症などのダメージからも肌を守るという高機能。プロテクション機能に優れているのにつけ心地の良さにも重点を置いて、乳液のようなしっとり感。化粧水でたっぷり保水した後に、これ１本でも問題なし。BBクリームなので、メイクアップベースとしての色ムラカバー力もあり、素肌がキレイという印象の仕上がりに。日頃ナチュラルメイク好む人ならば、この高機能BBクリームは非常に便利と感じるはず。過酷な環境で頑張る女性の味方と言えそう。
UVエクスペールBB
SPF50・PA++++ 30ml ¥5800／ランコム
Text : Erica Teramoto Photo : KEITA
